無制限のポケットWiFiのおすすめルーターを大手各社を比較して選んでみました。【2021年02月最新】
ポケットWiFiは持ち運びをすることで、自宅でも外出先でもパソコン・スマホ・タブレットなどにネット接続ができて便利です。
しかし、多くのポケットWiFiサービスは月にデータ容量7GBまでしか利用できないなど速度制限があり、間違って契約をしてしまうとインターネットが快適に利用できないリスクがあります。
そこで、各社ポケットWiFiを徹底比較して、通信速度が高速で格安の月額料金で利用できるおすすめの無制限ポケットWiFiを選びましたので、インターネット回線選びの参考にしてみてください。
結論から言うと『ねとわか』では料金・利用可能エリア・通信速度・様々な点で優れているWiMAXをおすすめしています。
今すぐ一番おすすめの無制限ポケットWiFiを知りたい方は、『WiMAXを無制限・最安値で契約する方法』をご覧になってみてください。
無制限ポケットWiFiのおすすめ機種はWiMAXの『W06』
実は無制限ポケットWiFiの中にも以下のようなデメリットが多いポケットWiFiはあるのです。
- 無制限で利用できるエリアが限られている
- 一定のデータ量利用すると速度制限が厳しい
- 端末が古くて速度がかなり遅い
通信速度、エリア、料金などを比較してみると、無制限ポケットWiFiで最もおすすめできる機種はWiMAXの『W06』でした。
『W06』は最大通信速度1,237Mbps、au 4G LTE対応、端末料金は無料です。
最安値で利用できるBroad WiMAXでしたら、月額料金2,726で無制限でポケットWiFiが利用できるのでおすすめです。
ドコモとソフトバンクのポケットWiFiは無制限プランが無い
ポケットWiFiのサービスは多くの会社が提供していますが、無制限プランがあるポケットWiFiと無制限プランが無いポケットWiFiに分かれます。
大手通信キャリアが直接提供しているポケットWiFiの他にも、複数の会社が提供しています。
- docomo
- ソフトバンク
- au
- UQ WiMAX
- ワイモバイル
- Yahoo!WiFi
- 格安SIM(U mobile)
- レンタルWiFi(どんなときもWiFi)
まず大手通信キャリア、ドコモとソフトバンクのポケットWiFiには無制限のプランがありません。
- ソフトバンクのポケットWiFi・・・7GBプラン
- ドコモのポケットWiFi・・・2GB〜30GBのプラン
規定のデータ通信量を超えると速度制限となってしまい、128kbpsの速度しか出なくなってしまいますので、無制限のポケットWiFiを探されているのであれば選択肢から外れます。
追加でデータ通信容量(ギガ)を購入すると料金はかなり高くなる
ソフトバンクもドコモもデータ通信容量が足りなくなった場合に1GB、1,000円で購入することができます。
10GB購入したらそれだけで1万円を超えてしまいます、特に制限はありませんので購入し続ければ無制限で利用できますが無制限のポケットWiFiを選んだほうが遥かに安く利用できるはずです。
ドコモのポケットWiFiはパケットパックが定額で用意されていますが、パック料金も高いのでおすすめできません。
- 2GB・・・3,500円
- 5GB・・・5,000円
- 20GB・・・6,000円
- 30GB・・・8,000円
流石にモバイル回線にここまでの費用をかけたくありませんね・・・。
auのポケットWiFiはWiMAX回線を利用している
auのポケットWiFiはWiMAX回線を利用していますので、UQ WiMAXと同じサービスだと考えてください。auのポケットWiFi=au WiMAXになります。
WiMAXには20社以上のプロバイダがあるのですが、auはその中の一つです。
しかしau WiMAXは料金的におすすめできない部分が多いのです。
詳しくは『auのポケットWiFI(WiMAX)の契約は注意!料金割引でも損をする』で説明しています。
ここからは、なぜWiMAXが一番おすすめなのか?ということを詳しく説明していきます。
無制限ポケットWiFi(モバイルWiFi)の比較ポイント
ポケットWiFiの中でも無制限プランが設けられているサービスは限られています。
- UQ WiMAX
- ワイモバイル
- Yahoo!WiFi(新規申し込み終了)
- 格安SIM『U mobile』『UQ mobile』『スマモバ』
これら人気の無制限ポケットWiFiを、各項目に分けて徹底比較していきます。
- 速度制限の厳しさ
- 月額料金の安さ
- 通信速度
- 通信可能エリアの広さ
- 契約期間の長さ
0. 各社ポケットWiFiの比較表
まずは大手のポケットWiFiプランの比較表を作成しましたので、ご覧になってみてください。
1. 速度制限で比較
実は完全に無制限で利用できるポケットWiFiは存在しません。
『無制限なのに速度制限があるってどういうこと??』と思うかもしれませんが、無制限となるのは月間データ通信量のみです。
『使い放題』と記載されているポケットWiFiでも、月間データ通信量は制限なしですが、3日間で指定されたデータ容量を利用してしまうと速度制限にかかってしまうのです。
その速度制限が各社違いますので、速度制限が緩いポケットWiFiを選ぶことをおすすめしています。
各社の3日間の速度制限をまとめてみると以下のようになります。
WiMAX | ワイモバイル・Yahoo!Wi-Fi | 格安SIM | |
---|---|---|---|
速度制限の条件 | 3日間で10GB | 3日間で10GB | 3日間で3GB |
制限後の速度 | 1Mbps(翌日18時〜26時まで) | 1Mbps(当日18時〜25時まで) | 200kbps(当日24時まで) |
『UQ WiMAX』『ワイモバイル』に関しては、以前は3日で3GBの制限だったのですが、現在は3日間で10GBまで利用することができますので、とても速度制限が緩くなっています。
3日間で10GBを超えてしまったとしても速度制限は1Mbps、18時〜1、2時までの夜の時間帯のみとなっていますので、普通にインターネットを接続するぐらいだったら問題ありません。
10GBの容量でできること
では、10GBとはどれぐらいのデータ容量なのかピンとこないと思いますのでまとめていきます。
スマホとパソコンでは容量が変わってきますが、これだけ利用できれば日常でインターネットを利用するのに不便は無いはずです。
スマホでYouTube動画を見るのであれば、47時間ほど大丈夫ですので、あまり速度制限を意識する必要はありません。
ただ、パソコンやテレビで高画質のYouTube動画や動画配信サービスを利用してしまうとすぐに10GBに達してしまう可能性がありますので注意してください。
720Pの高画質ですと13時間、1080Pの高画質ですと7時間ほどで10GBになってしまいます。
速度制限は夜の時間帯のみとなりますが、自宅で高画質の動画を何時間も見るというインターネットの使い方をされる方は、無制限ポケットWiFiよりも光回線の利用をおすすめします。
1Mbpsの速度でできること
たとえ3日間で10GBを超えて速度制限になってしまったとしても『UQ WiMAX』『ワイモバイル』『Yahoo!WiFi』は1Mbpsの速度でインターネットが繋がります。
1MbpsはYouTubeの標準動画が見れるぐらいの速度となりますので、普通にインターネットにも接続は可能となっています。
スマホでの利用が中心の方はほとんど速度制限は気にせずに利用できるでしょう。
格安SIMは無制限では利用できないのでおすすめできない
格安SIMで無制限プランがある『U mobile』では公式では発表されていないものの3日で3GBほどで通信制限がかかります。
人によって1GB、2.5Gbなど制限を受けた時点の報告が異なり、他の格安SIMも大体同じぐらいとなっています。
超過してしまった場合は200kbpsまで速度制限となりますのでおすすめできません。
ここまで速度制限が厳しいと無制限のポケットWiFiとしても認めることは難しいです。
速度制限が一番緩いポケットWiFiはWiMAX
3日10Gと速度制限の条件は同じものの『UQ WiMAX』に関しては、翌日の18時〜2時までの制限となっています。
しかし、『ワイモバイル』『Yahoo!WiFi』は利用しているその日に速度制限となってしまいます。
せっかく動画を見ていたのに急に繋がらなくなる・・・。ということが考えられます。
WiMAXでしたら『昨日はネット使いすぎたから、今日は使わないようにしよう』という選択が取れるの
利用する日、利用しない日には差がある方が多いと思いますので、速度制限をコントロールしやすいのはWiMAXの方ですね。
関連記事:WiMAXの速度制限まとめ!7GB・3日で10GBの確認方法や解除時間
2. 月額料金で比較
続いて無制限ポケットWiFiを月額料金で比較してみましょう。
WiMAX | ワイモバイル | 格安SIM (U mobile) | |
---|---|---|---|
初期費用 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
月額料金 | 2,726円〜 | 4,380円 | 2,480円 |
端末代金 | 0円 | 60,246円 | 約2万円 |
実質料金の最安値はWiMAX
WiMAXは沢山のプロバイダがあり、各プロバイダが約3万円のキャッシュバック特典や月額料金割引キャンペーンなどを実施しています。
キャンペーンをうまく活用することで料金は最安値で利用することができるようになっています。
端末代金が無料なのもWiMAXのみです。
ワイモバイルは端末代金は36回払いか一括払い、格安SIMを利用する場合はSIMフリーモバイルルーターを別途購入する必要があります。
その他のポケットWiFiはキャンペーンがあまり充実していませんので、結果的に総額で支払う料金が高くなってしまうのです。
今回は月額料金が最安値級で利用できるBroad WiMAXで比較をしています。
関連記事:ポケットWiFiを安い値段で契約する方法!料金最安値のおすすめはココ!
3. 通信速度で比較
無制限ポケットWiFiの中で一番高速でネットに繋がるのはどのサービスなのか、モバイルWiFiルーターを比較してみましょう。
スマホでスクロールできます→
WiMAX | ワイモバイル | Yahoo!Wi-Fi | 格安SIM | |
---|---|---|---|---|
最大通信速度 | 1.2Gbps | 972Mbps | 612Mbps | 225Mbps |
まず、WiMAXは最大1,237Mbps、ワイモバイルは最大972Mbpsの通信速度で接続が可能です。
どちらも最高速度で利用できるのは、一部地域のみで、端末はWiMAXが『W06』、ワイモバイルが『Pocket WiFi 801HW』と限られています。
人気端末のW05も最大788Mbpsの通信速度で利用できますので、高速で利用できる端末はWiMAXの方が多くあります。
WiMAXやワイモバイルなどの電波を利用したモバイル通信は利用する場所が重要なので一概には速度が速い、遅いと決めることはできません。
8日以内ならば違約金なしで初期契約解除も可能ですので、実際に利用して判断することも重要です。
Yahoo!Wi-Fiは端末が古いのでおすすめできない
Yahoo!Wi-Fiはワイモバイルの過去端末『Pocket WiFi 603HW』での利用となります。
Yahoo!Wi-Fiは利用料金が安い5GBプランの『Pocket WiFi 601ZT』人気ですので、Yahoo!モバイルの無制限プランはおすすめできません。
速度的に考えても無制限のポケットWiFiを選ぶのであれば、WiMAXとワイモバイルの2択に絞られるでしょう。
基本的にはWiMAXとワイモバイルを比較して、自分に合った方を選ぶことをおすすめしています。
関連記事:Yahoo!WiFiの口コミ・評判!無制限プランがおすすめできない理由とは?
4. 通信可能エリアで比較
通信エリアが対応しているどうかで比較をしていきましょう。
ポケットWiFiはモバイル回線になりますので、サービスエリア外の地域では利用することができません。
WiMAXのエリアはauのエリアも含むので広い
WiMAXのエリアとワイモバイルのエリアはあまり変わりませんが、WiMAXの電波が入らない場所でもau 4G LTE通信でインターネットに接続が出来ますので、通信エリアはワイモバイルよりも広くなります。
首都圏ではほとんどが対象エリアとなっています。
普段利用するエリアが本当に繋がるか不安な時は『Try WiMAX』で事前にレンタルして確認することも可能です。
WiMAX通信は田舎や建物が多い場所で繋がりづらい事がありますが、その場合はau回線に切り替えて利用することができるのです。通信モードは端末から簡単に切り替えが可能です。
au 4G LTEが利用できるハイスピードプラスエリアモードは月額1,005円のオプションで7GBまで利用可能です。au 4G LTEは制限なしでは利用できません。
LTEモードで7GBを超えると、WiMAX通信でも速度制限になってしまうので、気をつけて利用する必要はあります。
ワイモバイルのアドバンスモードはエリアが狭い
ワイモバイルのエリアで注目していただきたいのがアドバンスモードの範囲です。
ワイモバイルはアドバンスモードで利用したときのみ無制限で高速データ通信ができます。
無制限で接続できるのはアドバンスモードでAXGPで接続した時のみなのです。
しかし、このアドバンスモードのエリアがかなり狭いのです・・・。紫の範囲だけとなっています。
アドバンスモード以外の通常モードでは7GBを超えると128kbpsになってしまい、無制限では利用できませんので注意してください。
関連記事:ワイモバイルのポケットWiFiの無制限プランはおすすめできるか口コミを調査
広範囲で無制限で利用できるポケットWiFiはWiMAXのみ
WiMAX回線では電波が入る範囲でしたらどこでも無制限で利用できるのですが、ワイモバイルは無制限でできる範囲はかなり狭いです。
都内周辺にお住まいで、あまり移動が無い方でしたらワイモバイルも選択肢に入ると思いますが、それ以外の方は無制限のポケットWiFiとしてワイモバイルを選択するのはちょっと危険かもしれませんね。
5. 契約期間で比較
ポケットWiFiサービスは基本的に数年間利用することが前提で端末が無料で利用できるようになっています。途中解約だと違約金が発生してしまいますが、契約期間で比較をしてみましょう。
- WiMAX・・・3年(2年)
- ワイモバイル・・・3年
- Yahoo!Wi-Fi・・・3年
- 格安SIM・・・なし
WiMAX以外のポケットWiFiは基本的に3年契約となります。
WiMAXも3年契約が主流となっていますが、一部2年契約をすることができるプロバイダがあります。
ワイモバイルでは無条件で3年間となりますが、WiMAXの場合は選択ができるのが特徴的ですね。
結論!無制限ポケットWiFiはWiMAXがおすすめ
- 速度制限がかなり緩やか
- 実質料金が一番安い
- 最大1,237Mbpsの高速で利用可能
- 無制限で利用できるエリアが広い
- 契約期間も選択できる
以上を考慮に入れてWiMAXが最もおすすめな無制限ポケットWiFiとなります。
WiMAXならば速度制限にかかったとしても、YouTube標準動画は普通に閲覧できますし、月額料金も安いです。
WiMAXのメリットとデメリット
実際にWiMAXを利用した方々のおすすめできる点と悪かった点などをまとめました。
WiMAXのメリット
料金が安い
モバイル回線の中ではかなり安い料金で利用できるWiMAX、『GMOとくとくBB』や『Broad WiMAX』などのプロバイダが実施しているキャンペーンを活用することで実質月額料金は3,000円代です。
ドコモのポケットWiFiが5GBでも5,000円以上かかるのと比べると、かなり安い料金設定ですね。
無制限ポケットWiFiは月額料金は4,380円のサービスが多いですが、WiMAXならば1,000円近く安い値段で利用できるのが魅力です。
高速通信で安定して利用できる
地下鉄でもWiMAX結構速度出る ฅ(^・ω・^っ[えとー] pic.twitter.com/fskwbzFuie
— 【公式】パソコンショップ DO-MU (@domesapporo) 2017年11月17日
私もWiMAXの旧機種で最大778MbpsのW05を利用しているのですが、エリアによっては120Mbps以上の速度がでます。
日中はどれだけ利用しても速度制限にかかることはありませんし、動画も見放題です。回線速度で不満を感じたことはありません。
WiMAXの速度は毎年のように高速化しています、40Mbpsの速度から始まったサービスですが、220Mbpsへ高速化し。
CAと4×4MIMOを組み合わせて最大440Mbpsで利用できる様になりました。
『W06』ではau 4G LTEの回線と組み合わせて867Mbps、USB接続なら1,237Mbpsという高速通信でインターネットが利用できます。
速度が出るといって、実際は速度制限になってしまいほとんど利用できないインターネットがある中、WiMAXは速度制限もかなり緩いですので、スマホで動画を見るぐらいでしたら全然問題ありません。電波がしっかり入る場所でしたら問題なく高速で接続できるのが魅力です。
WiMAXのデメリット
docomo、au、ソフトバンクなどと比較するとエリアが狭い
モバイル回線は大きく分けると3種類に分かれます。
- 大手キャリアが提供している4G LTE
- UQ WiMAX
- ワイモバイル系のAXGP
大手キャリアの4G LTEは全国で利用できるのですが、WiMAXの回線は地方では入らない場所も多いです。
しかし、大手キャリアの4G LTEは無制限では利用できません。
そこでWiMAXはWiMAX回線(ハイスピードモード)の電波が入らない場所ではau 4G LTE回線(ハイスピードプラスエリアモード)を利用できるようにして、デメリットが小さくなるようにしています。
屋内では電波が入りづらいケースもある
WiMAX2+の電波は2.5GHz以上の高い周波数です。高速で利用できるものの障害物に弱い周波数となっています。
LTEは700MHz〜900MHzの低周波の電波となっており、建物などが合ったときでも電波が回り込み、障害物に強いのです。WiMAXよりもLTEの方が屋内ではつながりやすくなっています。
WiMAXは建物の状況によっては屋内だと電波が入りづらくなるケースもありますので、エリア内なら全ての場所で利用できるわけではありません。
その際はLTE通信に切り替えて利用するなどの工夫が必要となってきます。
安定度は固定回線には勝てない
長時間のハイビジョン動画を見たり、シビアなオンラインゲームをやるといった、インターネットのヘビーユーザーにはモバイル回線はあまりおすすめできません。
高画質の動画はすぐにデータ量を消費してしまいますので、3日間で10GBの速度制限にかかりやすくなります。
やはり、回線が途切れてしまうことはありますし、数GBのファイルを頻繁にダウンロードする使い方をされる方も、光回線の様な固定回線をおすすめします。
WiMAXを無制限・最安値で契約する方法
無制限ポケットWiFiの中で一番おすすめはWiMAXですが、WiMAX2+が契約できる窓口は沢山あります。
- プロバイダで契約する
- 家電量販店で契約する
- auショップで契約する
しかし、家電量販店やauショップではお得なキャンペーンが利用できませんので、プロバイダからの申し込みをおすすめしています。
サービス提供エリアを確認する
ポケットWiFiを利用したいエリアがWiMAXの対応エリア内かどうかを確認してみてください。
『UQ WiMAXの公式ページでエリア確認』を簡単に行うことができます。
ピンポイントエリア判定で『◯』ならば問題なく利用することができます。
料金プランは使い放題のギガ放題プランを選ぶ
WiMAXには『通常プラン』と『ギガ放題プラン』の2種類の料金プランがあります。
通常プランは月間7GBまでしかデータ量が利用できませんので、無制限ではありません。
WiMAXをデータ使用量を気にせず無制限で利用するためには『ギガ放題』に加入する必要があります。
UQ WiMAXで直接契約をした場合の料金は
- 通常プラン・・・3,696円
- ギガ放題・・・4,380円
となります。
後程説明しますが、プロバイダのキャンペーンを活用することで更に格安でWiMAXを契約することができるのです。
おすすめWiMAXルーター
モバイルルーターならW06がおすすめ
最もおすすめのWiMAX端末は『W06』です。
家の中でも外出先でも利用できるモバイルWiFiルーターになります。
W06が多くの方から選ばれているメリットは
- キャッシュバック金額が一番高い
- 最高速度1,237Mbpsで利用できる
- 高性能アンテナで電波が入りやすい
W06は『Broad WiMAX』なら端末代金が無料で、月額料金2,726円〜利用可能です。
※WiFi接続では最大867Mbps、12GbpsはUSB接続時となります。
旧機種W05は最大通信速度が758Mbpsなので選択するメリットはありません。
関連記事:WiMAX W06の口コミ・評判!実際に使ってみたレビュー【最新機種】
バッテリー重視ならWX05もおすすめ
WX05はバッテリー容量が大きく長時間の利用に適したWiMAXルーターです。
せっかくだからLTEを沢山利用したい。
そんな方は3年契約でLTEオプション料金が無料となりますので、WX05も選択肢に入ってきます。WX05はLTEからWiMAX回線への切替を自動でする機能があったりと、便利な機能が沢山搭載されています。
WX05の最高通信速度は440Mbpsですので、W06よりも遅くなりますが、その分バッテリーが大きいので長時間利用することが可能です。
関連記事:WiMAX WX05の口コミ・評判でわかったメリット&デメリット
自宅WiFiならホームルーターL02がおすすめ
工事不要の無制限ポケットWiFiを利用したいけど、あまり外に持ち運びをする予定がないのであれば、WiMAXのホームルーターを選択するのも1つの手です。
L02ならコンセントに電源を繋ぐだけですぐに自宅でWiFi環境を作ることができます。
関連記事:WiMAX L02の評判や注意点!HOME01と比較レビューした結果
プロバイダを選ぶ
WiMAXの契約で一番気をつけたいのはプロバイダ選びです。
WiMAXはUQコミュニケーションズの回線を利用しますので、プロバイダによってサービスの違いはないのですが、キャッシュバック料金などのキャンペーン内容に差があります。
WiMAXの実質月額料金が他のポケットWIFiと比較して最安値になっているのは、キャンペーンを上手に活用することが前提となっています。
WiMAXプロバイダの中には『Broad WiMAX』『カシモWiMAX』『So-net WiMAX』など月額料金が格安になるプロバイダや、『GMOとくとくBBWiMAX』など高額キャッシュバックが貰えるプロバイダがあります。
※実質月額料金は支払総額からキャッシュバック金額を引いて1ヶ月あたりの料金を算出しています。
キャッシュバックを考慮に入れると一番安くなるのは『GMOとくとくBB』ですが、受け取り忘れると逆に高くなってしまうので、単純に月額料金が安くなる『Broad WiMAX』を選ばれる方が増えています。
WiMAXのキャンペーンは『WiMAXキャンペーン比較!元販売員のおすすめはコレ』で詳しくまとめています。
1. 月額料金が最安値級のBroad WiMAX
WiMAXで一番おすすめのプロバイダです。月額料金が最安値級のBroad WiMAXは月額2,726円〜ギガ放題で利用ができます。
月額料金割引キャンペーンを実施しているプロバイダの中で、3年間の総額費用は最安値となります。
すでに別のWiMAXプロバイダを利用していたとしても、違約金を負担をしてくれるプロバイダなので乗り換えがとてもしやすいです。
申込み当日に店舗で端末を受け取ることも可能です。
最初だけオプションに加入する必要があるのですが、すぐにオプションは解約してしまって大丈夫です。
2. 高額キャッシュバックならGMOとくとくBB
GMOとくとくBBWiMAXはキャッシュバック最大32,500円と、全WiMAXプロバイダの中で最も高額なキャッシュバック料金に設定されています。
キャッシュバック受け取り後の実質月額料金が最安値になるのはGMOとくとくBBです。
とにかく最安値で無制限ポケットWiFiを利用したい方にはイチオシのプロバイダです。
キャッシュバックさえ受け取れれば他のプロバイダよりも格安で利用することが可能です。
GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取りには注意点がある
最安値ならGMOとくとくBBがおすすめですが、最安値で利用するためにはキャッシュバック特典を受け取る必要がありますが、GMOとくとくBBのキャッシュバックには受取方法にポイントがあります。
11ヶ月後にメールが届き、自分で手続きする必要があるのですが、受け取り期間が短く、キャッシュバック特典が受け取れなかったという方も多くいるのです。
キャッシュバックに関しては『GMOとくとくBBのキャッシュバックメールはいつ?受け取り方まとめ』でまとめています。
キャッシュバック特典の受け取り忘れが心配な方は素直に『Broad WiMAX』を利用しましょう。
3. クレジットカードがない場合・口座振替ができるBIGLOBE
実はWiMAXのキャンペーンの多くはクレジットカードで申し込まないとキャンペーンの適応外になってしまうのです。
口座振替だと初期費用が追加でかかってしまうプロバイダもあるのですが、人によってはクレジットカードが用意できないという方もいらっしゃるでしょう。
その場合は『BIGLOBE』を選択されるようにしてください。BIGLOBEは口座振替でもしっかりとキャンペーンを受け取ることが出来ます。
他のプロバイダのキャンペーンよりも少し割引が少なくなってしまいますので、クレジットカードがある方は『Broad WiMAX』『GMOとくとくBB』のどちらかを選択されるのをおすすめします。
無制限ポケットWiFiのレンタルのおすすめは?
WiMAXやワイモバイルは通常3年間の長期契約となりますが、短期間で利用したい場合は『無制限ポケットWiFiをレンタル』するのもおすすめです。
WiMAX端末やソフトバンク端末を短期間でレンタル可能なプランがあります。
通信サービス | 月額料金 | 最大通信速度 | 回線 | 契約期間 |
---|---|---|---|---|
FUJI WiFi | 3,200円 | 758Mbps | WiMAX | なし |
縛りなしWiFi | 3,300円 | 758Mbps | WiMAX ソフトバンク | なし |
SAKURA WiFi | 3,680円 | 150Mbps | ソフトバンク | なし |
NOZOMI WiFi | 4,480円 | 150Mbps | ドコモ au ソフトバンク | なし |
FUJI Wifi
FUJI Wifiは、WiMAXとソフトバンクのポケットWiFiレンタルサービスです。
FUJI WiFiは、かなり無名な企業が展開しているサービスでもあり、ソフトバンク回線の無制限プランが2度も値上げしています。
今後も同じ様な価格で続けていけるとかわからない部分もあります。長期的に利用していくには向かないサービスかと思います。
しかし、WiMAXレンタルプランでは月額料金3,200円と格安で『W04』をレンタルすることができます。
WiMAXのレンタルでしたらFUJI Wifiが最安値です。
『W06』などの最新端末に対応していないのと、LTEオプションが無料にならないので、長期間快適に利用したい方はBroad WiMAXがおすすめです。
契約期間の縛りが無く、解約金もありませんので、短期でWiMAXを利用したい方向けのサービスです。
ポケットWiFiレンタルのおすすめは以下の記事でまとめています。
関連記事:ポケットWiFiレンタルのおすすめは?無制限・短期間でもOK【国内向け】
格安SIMで無制限ポケットWiFiを利用するのはおすすめできない
格安SIM | 月額料金 | 最大通信速度 |
---|---|---|
U-mobile LTE 使い放題 | 2,480円 | 375Mbps |
DTI SIM ネットつかい放題 | 2,200円 | 225Mbps |
b-mobile 高速定額 | 1,980円 | 150Mbps |
UQ mobile データ無制限プラン | 1,980円 | 500Kbps |
- SIMフリールーターの端末代金がかかる
- 通信制限が厳しい
- 実測速度があまり出ない
- キャッシュバックなどのキャンペーンが無い
格安SIMは通信制限が厳しい
格安SIMのサービスの中でも無制限データプランが多く出てきました。
これらの格安SIMをSIMフリーのポケットWiFiを購入してきて無制限ポケットWiFiを利用するという方法があります。
しかし、無制限でもポケットWiFiと同じように通信制限が存在します。
たしかに月間でのデータ量の限度はありませんが、3日間で利用しすぎると速度制限の対象となってしまいます。
ネットの口コミの中には『3日間で1〜2GBほど利用すると速度制限になる』というものもあります。
速度制限にかかると128〜200kbpsまで一気に制限されてしまい、実質無制限で利用することは出来ないのです。
実測速度があまり出ない
通信速度に関しても、格安SIMは『MVNO』と呼ばれ、大手キャリアdocomo、auなどの回線を間借りしているだけなので実はかなり遅いのです。
夜の時間帯や昼間の混雑時間は1Mbps以下なんてこともよくありますので『格安SIMの無制限=高速で使い放題』ではないということを覚えておいてください。
最大通信速度もWiMAXやワイモバイルに負けていますし、実質速度もかなり遅いです・・・。
DIMフリールーターの端末代金がかかる
格安SIMをポケットWiFiとして利用するためにはSIMフリーモバイルルーターを購入する必要もありますので、端末料金がその他にかかります。
人気のSIMフリールーター『Aterm MR05LN』はAmazonで購入すると約2万円かかります。
端末が無料でもらえて、月額料金が安くなるBroad WiMAXを利用してしまった方が遥かにメリットは大きいでしょう。
まとめ
ポケットWiFiの種類は沢山ありますが、無制限で利用できるポケットWiFiは限られます。
実際、無制限で利用できても通信制限が厳しくて、ほぼ制限ありと変わらないサービスや、無制限で利用できるエリアが限られているサービス、通信速度が遅いサービスなどはあります。
料金・速度・エリア・速度制限の緩やかさなどを考慮に入れるとWiMAXが最もおすすめなポケットWiFiとなります。
短期間ならばWiMAXやワイモバイルをレンタルするのもありですが、端末も古く値段もプロバイダでの契約と殆ど変わりません、
キャンペーンを活用してお得にWiMAXを契約することをおすすめします。
- おすすめ通信サービス・・・WiMAXギガ放題
- おすすめ機種・・・『W06』
- おすすめプロバイダ・・・『Broad WiMAX』