WiMAXルーターSpeed Wi-Fi NEXT W04は、おすすめできるモバイルルーターです。
現在W04はWiMAXのレンタルサービスなどで利用されている方が多いです。世間の評判も含めて紹介していきますね。
WiMAXの最新機種は『W06』になりますので、これから申し込みをするのであれば、W06をおすすめします。
Speed Wi-Fi NEXT W04のスペックと評価
W04の端末スペックをまとめました。
LTEに対応してエリアが広がり、速度も一気に早くなりました。
W04 | |
---|---|
メーカー | HUAWEI |
連続通信時間 | ハイパフォーマンスモード:6.5時間 ノーマルモード:9時間 バッテリーセーフモード:10.5時間 |
最大速度 | 440Mbps (一部エリア588Mbps〜758Mbps) |
au 4G LTE | ◯ |
通信技術 | 4×4mimo、キャリアグリゲーション |
Bluetooth | ◯ |
WiFi | 11ac/n/a(5GHz帯) 11n/g/b(2.4GHz帯) |
USB | USB3.0 Type-C |
SIM | Micro IC |
重量 | 140g |
バッテリー容量 | 2750mAh |
単純にスペック表だけで比べてもこれだけW04はメリットがあります。
- 最高速度708Mbpsで利用できる
- ハイスピードプラスエリアモードに対応
- USB3.0 Type-Cに対応
関連記事:WiMAXのルーター比較!今一番おすすめできる機種(端末)はコレだ!
Speed Wi-Fi NEXT W04の特徴とメリット
WiMAXの『W04』は2017年2月17日に発売されました。
WiMAXのモバイルWiFiルーターって半年に1回ぐらいは新しいものが発売されます。
そこまで前機種と変わらないものが多かったのですが『W04』に関しては、『W04』以外は対応していないサービスが沢山あり、過去のWiMAXルーターの中でも最強だと言えます。
新規で申し込みができるのは『どんなときもWiFi』『FUJI Wifi』などのレンタルサービスがメインとなりますが、今でも最新機種に負けないほど使いこなすことができる端末です。
1. 最高速度758Mbpsの高速通信
WiMAXの通信技術には『キャリアアグリゲーション(CA)』と『4×4MIMO』という2つの技術があるのですが、W04は両方の技術に対応しており、最大440Mbpsの速度でインターネットに接続できるようになりました。
現在WiMAXは公式ホームページで最大440Mbpsで利用できると記載されていますが、『W04』に関しては2017年9月1日から最大558Mbpsで接続ができるようになりました。
558Mbpsで利用できるのはすべての地域ではなく、東名阪の一部エリアとなっています。順次エリア拡大していきますが、現在は東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の一部エリアとなっています。
これは『W04』が256QAM変調方式に対応しているからです。
更にはWiMAX2+の回線とLTEの回線を同時利用することで最大708Mbpsの速度で利用できるようになりました。
2. au 4G LTEで利用可能エリアが広い
『W04』は『WX03』では対応できなかったハイスピードプラスエリアモードに対応しました。
これによりWiMAXのエリア以外にau 4G LTEのエリアでも接続が可能となり、利用できる範囲が広がりました。
ハイスピードプラスエリアモードは利用した月のみオプション料金が1,000円かかるのですが、オプション料金がかからなくなる3年プランのプランも新しく登場しましたので、au 4G LTEをよく利用される方に関しては3年プランもおすすめできます。
私も以前利用してた端末がハイスピードプラスエリアモードに対応していなかったので、利用できる端末がとても羨ましかったのですよね。他の機種にできて自分の機種にできないって、月額料金は同じなので切なくなります。
3. スティック型なのでスマホのようにポケットに入れられる
ポケットWiFiという名前もポケットに入れられるWiFiという意味だと思うのですが、W04はスマホのような薄いスティック形に変更となりましたので、スマホのようにパンツのポケットに入れて出かけることが出来ます。
『WX03』まではちょっと端末の横幅が結構ありましたので、ポケットに入れて出かけるというのはちょっと難しかったですが、縦長になったことでスマホの良い相棒として利用することが出来ます。
設定はタッチパネルを使って行いますが、スティク型なので片手でも簡単に設定変更を行うことが可能です。
4. USB3.0 type-cでの高速充電が便利すぎる
充電に利用するUSBがmicro USB2.0からUSB3.0 Type-Cへと変更になりました。
新型のMacbook Proも全てのUSB端子をUSB3.0 Type-Cへと変更しましたが、時代の流れを感じます。
今まではWiMAXを外出先で充電するためわざわざmicro USB2.0を持ち運びしていましたが、MacBook ProなどのUSB3.0に対応のPCをお持ちでしたら、充電器もUSB3.0のケーブルを併用できるようになりますのでとても便利になります。
更に、急速充電QuickCharge3.0にも対応しています。
フル充電の時間が短縮するのはもちろん、最初の30分ほどで40%近くも早く充電できるようになります。
充電を忘れてしまった時もすぐに対応できますし、外出先で少しだけ充電したい場合にも便利です。
私も普段Bluetoothイヤホンなどで利用していますが、一度利用してしまうと他の充電が遅く感じるようになってしまいますね。
Speed Wi-Fi NEXT W04のおすすめできないポイント
ここまでの説明だと良いことばかりに感じるW04ですが、ちょっと残念だと感じる点もあります。現在はWX05、W06といった上位機種が販売されていますので、レンタルなどで短期間使うのでなければ別機種をおすすめします。
1. W06よりも性能が劣っている
WiMAXの最新機種『W06』は最大通信速度1.2Gbps、連続通信時間7.1時間です。
『W04』は2017年販売機種なのでスペックは低めとなります。
関連記事:WiMAX W06の口コミ・評判!実際に使ってみたレビュー【最新機種】
2. バッテリーの容量が少ない
『W04』は端末の形状にも関係しているのかバッテリー容量が少々少なく、ハイパフォーマンス設定で利用した場合の連続通信時間が『WX03』『W03』といった過去の端末よりも短いのです。
- W04・・・2,750mAh
- WX05・・・3200mAh
モバイルWiFiルーターはバッテリーが重要だと考える方も多いかと思います。
W04が2,750mAhなのに対し、WX05は3200mAhと、ボディーがスリムなだけにバッテリー容量は大きくありません。
連続通信時間も約1時間ほど短くなっています。
- W04・・・6.5時間
- WX03・・・11.5時間
ただ、6時間以上連続で外出先でインターネットに接続し続ける人は少ないです。
もし利用されるとしても、最近は外出先ではスマホを充電する用にモバイルバッテリーを持ち歩く方も多いです。モバイルバッテリーでWiMAXも充電できますので、職場やモバイルバッテリーで充電をされる方はバッテリーはそこまでデメリットポイントにはならないかと思います。
3. 電波のキャッチが弱い
WiMAXの最新機種W06やWX05にはTXビームフォーミング、WiMAXハイパワー、高性能ハイモードアンテナという、電波をキャッチしやすくなる機能が搭載されています。
旧機種のW04には電波を強化する機能がついていないので、電波の入りやすさ、アンテナの立ちやすさでは最新機種に劣っています。
4. クレードルが残念
WウイングアンテナがW04では非搭載です。
Wウイングアンテナは、クレードルにアンテナが搭載されており、電波を遠くまで伝えてくれる仕組みとなっています。
クレードルは必要ない派や、一人暮らしや自宅で利用する場所が限られている人はそこまで問題はないでしょう。
5. 実物はかなり大きめで重い
見た目はスタイリッシュなのですが実物を見たら思ったのと違ったという声もあります。
- W04・・・140g
- W06・・・125g
一見小さく見えるW04ですが、重さも140gあり、W06とくらべても15gほど重いのです。最近のルーターと比較しても一番重量があります。
iphone8が重量148gで、厚さが7.3mmですが、W04は重量140gで、厚さが14.2mmです。
厚さはiphone8の2倍ほどあります。高さと幅が小さくなって厚みが2倍になったiphoneを想像していただけたらと思います。
W04の口コミ・評判
世間のW04に関する口コミ・評判を見ていきましょう。
速度に関する口コミ・評判
Try WiMAX W04のハイパフォーマンスでの速度 https://t.co/wKwnc2hvOn うちみたいなド田舎でも60Mbps近く出てるとか半端ないなこれ
— 一匹狼 (@wulfpolitics) 2017年10月5日
速度も問題なく出ていますね。場所によっては100Mbpsを超えてきますので、最高速度というよりは今何処のエリアに居るのかが重要な気がします。田舎でも速度はしっかり出ますので安心してください。
自室で利用しているインターネット環境はUQ WiMAXだったりする。
WX01にしてから約2年が経過して、ヤマダ電機のキャンペーンに乗っかり最新型W04に取っ替えて貰った。
写真の通りの性能に満足だ。左は旧型接続、右が今新型を繋いで測定。倍以上の速度が出た。 pic.twitter.com/kazd8oda5b— あのにます (@hiroaoya) 2017年10月7日
同じWiMAXでも機種を変えるだけで速度は一気に上る事が多いです。もし、今WiMAXの速度や電波のつながりやすさに悩まれているのでしたら、古い機種の影響の可能性が高いです。
私もWX01から新型に変えて一気に速度は変わりましたので間違いないでしょう。
通信制限に関する口コミ・評判
WiMAX W04結構気に入っている。やっぱWiMAXは通信量気にせず、動画もガンガン高画質でみれるんで、ストレスないわー
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
WiMAX イ…https://t.co/0ODs0DDrbI pic.twitter.com/nBxvi6ajMd— SORA@はてなブログ (@SORA_NO_IRO_) 2017年10月9日
W04はギガ放題で利用すれば月間の通信制限はありません。制限自体もかなり緩めなので動画がモバイルWiFiルーターでも気にせずに楽しめるは嬉しいですね。
持ち運びに関する口コミ・評判
UQのW04に保護ガラス+ケース。
良き良き。 pic.twitter.com/TP6dEvsJbD— がんじん (@gonjinn_0w0) 2017年10月29日
カバーを付けて保護ガラスをつけると本当にスマホのようですね。タッチパネルも大きめなので操作性も抜群です。
重さ・サイズに関する口コミ・評判
ビックカメラでW04のモック触って来た。予想以上にデカくて重い。なのにバッテリーの容量がW03に劣るとかスルーかなぁ。上り30Mbpsは魅力なんだけど
— イロドリミドリ1st当選したXHRIST (@XHRIST009) 2017年2月5日
そういや昨晩からW04にしてみたんだ。
少し速い気がしなくもないが、よくわからないw
太くて重いのが難点。— ZAORIKU・M (@zaoriku0) 2017年10月7日
W04は今までのWiMAXを利用した人には大きくて重いと感じるかもしれません。縦長で持ちやすいのですが画像で見るよりも厚みがあリますからね。
W04よりもW06の方がおすすめです
W04はとても良い端末ですが、これから申し込みをされるのであればW06を利用することをおすすめします。
W04 | W06 | |
---|---|---|
最大通信速度 | 758Mbps | 1.2Gbps |
連続通信時間 | 9時間 (ノーマル) | 9時間 (ノーマル) |
重量 | 140g | 125g |
その他機能 | 高性能ハイモードアンテナ ビームフォーミング |
W06の方が優れているポイントは以下のとおりです。
- 連続通信時間が長い
- 最大通信速度が1.2Gbpsと高速
- 高性能ハイモードアンテナで電波が入りやすい
W04をお得に利用する方法
W04が手に入るプロバイダは主にレンタルWiMAXとなります。
W04の申込みでお得なプロバイダを紹介していきます。
FUJI Wifi
WiMAXのギガ放題が3,200円から利用できるサービス。
レンタルとなりますが、契約期間は2年間となります。
キャッシュバックなどはありませんが、月額料金3,200円という格安で利用できるのが魅力です。
関連記事:FUJIWifiの速度や評判まとめ!制限なしでもおすすめできるのか?
縛りなしWiFi
縛りなしWiFiもWiMAXの『W04』をレンタルすることができます。
しかし、WiMAX以外にもソフトバンク端末のレンタルを行っており、どちらかを選択することはできません。
WiMAXレンタルではW04以外にもWX05がありますので、今からだとWX05がレンタルできると嬉しいですね。
関連記事:縛りなしWiFiの評判ってどう?速度制限から解約方法までレビューします
まとめ
W04はとても万能のルーターとなっています。
WiMAX2+回線とLTEの同時利用で758Mbpsの速度で利用できる人気端末です。
- 最高速度758Mbps
- au 4G LTE利用可能
- スタイリッシュなスマホ型
W04はとても良い機種ですので、選択して後悔することはまず無いでしょう。
申込みはキャンペーン内容が充実しているプロバイダからの申込みをすることをおすすめします。
モバイルルーターに関する知識や比較ポイントは以下の記事でもまとめています。